厚生労働省によるネフローゼ症候群の診断基準

厚生労働省は、ネフローゼ症候群の診断基準として以下の4点をあげています。
1.たんぱく尿、2.低たんぱく血症、3.高脂血症、4.浮腫(ふしゅ、むくみのこと)

この4つの基準を成人ネフローゼ症候群と、小児ネフローゼ症候群でそれぞれの基準値を定めています。


成人ネフローゼ症候群
1.たんぱく尿  ・・・1日の尿たんぱく量が、3.5グラム以上が3~5日以上続くこと。
2.低たんぱく血症・・・血清総たんぱく質が100ミリリットル中に6.0グラム以下。または、血清アルブミン量が100ミリリットル中に3.0グラム以下。
3.高脂血症   ・・・血清総コレステロール値が、100ミリリットル中に250ミリグラム以上。
4.浮腫(ふしゅ)

小児ネフローゼ症候群
1.たんぱく尿  ・・・尿たんぱく量が1日3.5グラム以上、あるいは早朝起床時の第1尿で100ミリリットル中300グラム以上の尿たんぱく量が、3~5間続くこと。
2.低たんぱく血症・・・総たんぱく量が100ミリリットル中6.0グラム以下(乳児の場合は、100ミリリットル中5.5グラム以下)。
アルブミンとして学童と幼児は100ミリリットル中3.0グラム以下、乳児は100ミリリットル中2.5グラム以下。
3.高脂血症   ・・・血清総コレステロール値が、
            学童では100ミリリットル中250ミリグラム以上、
            幼児は100ミリリットル中220ミリグラム以上、
            乳児は100ミリリットル中200ミリグラム以上。
4.浮腫(ふしゅ)

浮腫は腎臓病に多くみられる症状で、ネフローゼ症候群の場合、顔面や足に出ます。

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