どう生きていくか

人工透析歴36年の方の透析生活を紹介します。

透析を始める前にもう駄目かもしれないと言う状態でした。
入院したときには、思いっきり息がしたいと思いました。
苦しくてまっすぐ寝ていられなかったのですが、横を向くと思い切り息が出来ないんです。
でも苦しくてもしゃべっていました。
慢性腎不全という病気は一生人工透析とは縁が切れない訳なので、しゃべって笑って明るく生きていくことにしています。
車イスになってしまっても旅行に行きました。
駅員さんがすごく親切にしてくれて、世の中の見方が変わりました。
新幹線にも乗りました。
新幹線に車イス用の個室があるということも知りました。

今から思えば、人工透析を始めたときに指導者の方が、「この様にすれば長生きできます。」と患者が納得するまで説明する事がすごく重要だと思います。
もちろん本人が生きたいと思っている事が前提です。
生きたいと思えば、管理は出来るものです。
生きるという意識を持てば、守るべきことは守れます。

塩分は1日3gですが、塩分をそれ以上摂るとのどが渇くので良くないですね。
薄味の味噌汁でご飯を食べるので、おかずは味がなくても大丈夫です。
肉は50gくらい食べます。

透析が長くなると合併症が心配になってきます。
骨密度・血圧・体重の管理もしっかりしています。
最近の透析の機械や薬はよくなっていますが、それよりも自分自身がどういう生き方をするのかが一番重要だと思います。
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