ネフローゼ症候群

ネフローゼ症候群とは、どんな病気でしょうか


ネフローゼ症候群は代表的な腎臓病のひとつです。

腎臓にある腎糸球体(じんしきゅうたい)が損なわれることが原因で、そのために基底膜(きていまく)に異常が起きて、多量の血清たんぱくが尿や体外へ排出されることから起きる病気です。
ネフローゼ症候群は、糸球体(しきゅうたい)の異常の起り方の違いから、一次性ネフローゼ症候群と二次性ネフローゼ症候群に分かれます。

●一次性(原発性)ネフローゼ症候群・・・糸球体そのものの病気によってネフローゼ症候群を示すようになったものです。このタイプは大きく以下の4つに分類されます(数字は構成比率)。
1.微小変化型(リポイドネフローゼ) 35%
2.細胞増殖型              26%
3.膜型                  25%
4.その他                 14%

 

●二次性(続発性)ネフローゼ症候群・・・何らかの疾患が原因で、糸球体に障害が及び、それでネフローゼ症候群の症状を示すようになったものです。原因となる疾患は多種ですが、主に次のものがあります。


1.代謝性疾患(たいしゃせいしっかん):糖尿病性腎症(とうにょうびょうせいじんしょう)など

2.全身性疾患:ループス腎炎(じんえん)などの膠原病(こうげんびょう)
3.悪性腫瘍(あくせいしゅよう):がんなど
4.薬剤や化学物質:非ステロイド系鎮痛剤など
5.感染症:ウイルス感染症やエイズなど
6.そのほか、妊娠中毒症(にんしんちゅうどくしょう)や肝硬変(かんこうへん)、循環器疾患などもネフローゼ症候群の原因となります。

Copyright © 2009 人工透析で腎不全を乗り越えよう. All rights reserved