腎臓移植

腎不全になってしまったら、薬の投与や食事療法などで進行を遅らせ、症状を進ませないようにする必要があります。

そして少しでも人工透析の導入を遅らせることを考えるのが大切です。
人工透析は近年進歩し、適切な管理のもとで続けていけば、健康な人とほとんど変わらない生活を送ることも可能になっています。

しかし、人工透析は週に3回受けなければなりませんし、しかもこれは、あくまで低下した腎機能の代わりをするものであり、腎臓病を回復させるものではありません。

したがって、一度人工透析治療を始めたら、半永久的に続けていくことになります。


これらの苦しみから解放してくれる可能性があるのが、腎臓移植です。

腎臓移植には、生体腎移植(せいたいじんいしょく)と、死体腎移植(したいじんいしょく)があります。
生体腎移植というのは、親子やきょうだいなど、生体(生きている人の身体)から血液型や白血球の型(HLA)が一致する人の腎臓の片方を移植するものです。

腎臓は左右ひとつずつ対になっているので、どちらか一方を失っても機能できるのです。

死体腎移植は、事故などで亡くなった人の腎臓(死体腎)を、死後1,2時間以内に摘出して腎臓病の患者さんに移植するものです。

腎臓移植の成功率は非常に高く、生体腎では90パーセント以上、死体腎でも70パセーント近くにのぼります。

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