なぜ便秘になりやすいのか

人工透析を受けていると、便秘になりやすいといわれています
実際に、透析患者で便秘に悩まされている人は多くいます

何故、多くの透析患者が便秘に悩まされるのでしょうか?
主な原因は次の5つだと思われます
1.食物繊維の不足
腎不全の場合は、リンやカリウムの量を制限されますので、食物繊維を十分に摂ることが出来ません
食物繊維は便通を良くする働きを持っていますので、その食物繊維の不足は便秘の原因となります

2.飲水制限
水を飲む量が制限されているので、身体の中の水分が不足して、便が硬くなる傾向になります
便が十分な水分を含んで柔らかくなることが、気持ちよく排便するためには必要なのです

3.腸内細菌のバランスの乱れ
健康な人は腸内には種々の最近がバランスよく生息しています
透析患者の場合は、このバランスが崩れて腸の働きが低下しやすくなっています

4.糖尿病の合併
糖尿を合併すると神経障害を引き起こして腸の働きに悪影響を及ぼします

5.薬剤の副作用
透析患者が服用する薬の中には便秘を引き起こす副作用を持っているものが何種類かあります
まず、カリウムを吸着させるための、高カリウム血症の治療薬
その他にも、高血圧のための降圧剤、抗うつ剤、制酸薬などが、便秘を引き起こす副作用があります

上記の原因以外にも、
朝、透析に出かける前に時間が無くてトイレを我慢してしまう、とか、運動不足とかが考えられます
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