サイコネフロロジー

サイコネフロロジーという言葉は聴きなれないと思われ方が多いと思います
サイコは心、ネフロロジーは腎臓病学ですから、あわせると精神腎臓病学という事になります
サイコネフロロジーとは、腎臓病の医療者が、透析患者のストレスや気持ちを知って、治療やケアに役立てる学問という事です

どんな病気の患者でもストレスはあると思います
しかし、こういう学問があるということは人工透析患者のストレスは、かなり強いということを示しているといえます
人工透析を受けているかたがたの中で、気持ちの動揺やうつになったりする方は比較的多いと言えます

ストレスというのは、まずストレスの原因になる「ストレス因子」があり、そのストレス因子を感じたときに、個人差によって、ストレスだと感じたり、まったく感じなかったりします
ストレス因子が加わっている状態をストレス状態といいます
ストレス状態になると、体調の変化・気持ちの変化・行動の変化、という3種類の変化が現れます
簡単に言うと、体調の変化というのは、胃が重いとか、胸が息苦しい、ふらふらする、等の小さな変化です
気持ちの変化は、気持ちにゆとりがなくなり、動揺しやすくなったりします
行動の変化というのは、仕事でちょっとしたミスをする様になったり、タバコをすうようになったり、急にパチンコに行くようになったり、食べる量が増えたり、します

人工透析を受けている場合、直接的に一番困るのは、最後の行動の変化です
食事制限を守らなくなったり、透析の予定をキャンセルしたりする様になると、命にかかわってきます
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