慢性腎不全の治療

腎臓の機能が健康な人の半分以下になってしまった状態を「慢性腎不全(まんせいじんふぜん)」と言います
慢性腎不全になった場合、その治療法は、まず次の3つが中心となります
1.進行を遅らせるための治療
2.腎機能を悪化させる合併症を防止するための対策
3.腎不全の症状に対する治療
です

1.進行を遅らせるための治療の主なものは次の4点です
(1).降圧薬(こうあつやく)と減塩による血圧の管理
(2).アンジオテンシン変換酵素阻害薬(アンジオテンシンへんかんこうそそがいやく)
(3).低たんぱく食
(4).経口吸着炭素製剤(けいこうきゅうちゃくたんそせいざい)・・・クレジン

これらは医師の厳重な管理のもとで行う事が肝心です
たとえば、低たんぱく食を素人が勝手に考えて実行すると栄養失調を起こす可能性があります

2.腎機能を悪化させる合併症というものには以下のものがあります
脱水症状、浮腫(ふしゅ)、高カリウム血症(けっしょう)、感染症、腎毒性の薬物
これらが慢性腎不全(まんせいじんふぜん)に合併して作用すると、腎機能を急激に悪化させる危険性があります
腎臓病とは別の疾患で薬を処方される場合、腎臓機能が低下している事を医師に伝える必要があります

3.腎不全の症状に対する治療
腎不全が進行すると、排泄機能障害や代謝機能障害、分泌機能障害など、様々な症状が出ます
高血圧の治療は、腎不全の進行を防止するのに大切です
骨の障害が現れた場合には、ビタミンDを服用します
貧血に対しては、リスロポエチンを使用します
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